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昨年『太宰治で読書感想文を書こう!』という記事を書いたのだが、今年もまたやってみようかと思う。
やり方としては、実際に私が本を読んで感想文を書いていく。そして、その作業を記していく。前回同様、そんなやり方でやっていきたい。 昨年掲げたポイントは下記の通り。 “作品は、長編ではなく、短編を選ぶべし” 改めて読み直してみると、甚だ不親切な印象が否めない。ただ、本当に言いたかったのは、「書くことを楽しもう」ということだったのかもしれない。 今回は『女生徒』を選ぶこととした。私の持っているものでは、新潮文庫の『走れメロス』に収録されており、長さは44ページである。 昨年も言ったが、感想文を書くためだけに読むのであれば、長編より短編を読むべきである。この暑い中、200ページもあるものを1度読むだけでもかなりの労力が要るであろう。それより、40ページのものを5回読み直した方がよっぽど効率的であるに違いない。 尚、本作は、私の知っている太宰ファンの女性の多くが、好きな作品に挙げているものである。私は男なので、いまひとつ解釈不足な点もあるかと思われる。だが、太宰さんだって男なのだ。女性視点の物語を描く男性作家の視点を捉えることができればいいかと思っている。 では、さっそく読んでみたいと思う。次回までにはキーワードを3つ挙げることとしたい。久しぶりの再読。読むのも書くのも楽しみである。 それでは今回は、この辺にて。
by oobayouzou
| 2012-08-08 22:22
| ・太宰治で読書感想文を!2012夏
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